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いつも一緒に〜ケセラセラ(年齢制限あり 十八才未満の方、速やかにお引取りを!
寝室にはいると、キスを急ぐ和人を目の前に立たせ、理央は自分でパジャマのボタンを外す。するっと脱ぎ落とし和人に向き合った。 「こんな身体だけど、いい?」 和人は言葉もなく、視線を這わせていった。 強く抱きしめたら折れてしまいそうな、ほとんど脂肪のない華奢な身体。 日焼けのない白い胸。いつも遠慮がちに和人に回される細い腕。 細い腰。 全てが夢に見た通りだ、和人は思う。 「キレイ……」 溜息のような、微かな声に理央は小さく笑った。 「よかった」 「君の全てを僕にください。僕の全てを君にあげる。愛してる。I love you so much , Riou」 どんな気障な台詞もクォーターの血のおかげか、絵になるのが不思議だ。 真摯な言葉と真剣な眼差しに理央は頷くと、和人の首に腕を回した。引き寄せキスを強請る。 「オレの全てを受け取るには、一生かかるかもしれないぞ?」 「わかってる」 ふふっと柔らかな吐息が、頬にかかった。 理央の身体を抱き上げ、そっとベッドに横たえる。 ライトを消し、窓を覆っていたロールカーテンを半分だけ開けると、月明かりが部屋を満たしていく。 その中、理央のしなやかな白い肢体が闇夜に浮かび上がった。 「綺麗だよ……理央」 「んなこと、言うな」 和人の唇が理央のそれと重なり、ちゅっと音を立てて離れた。 「ホントのこと」 外からの光で和人の微笑みが柔らかく映し出された。心がじんわりと暖かくなる。 ちょっと策略家で、優しくて、時には突っ走りすぎるけど、誰よりも美しい恋人。自慢の和人。 「アイシテル。毎日、好きになり続けてる。いったいいつになったら止まるのかな。止まる時が怖いよ、和人」 「そんなの考えちゃ駄目でしょう? 考えすぎっていったの理央くんなのに。今はただ…」 瞳を閉じた理央の目尻や鼻先、頬に触れるだけのキスを何度も落とすと、こわばっていた理央の身体から力が抜けるのがわかった。 下唇に舌先を這わせると、誘い込むように理央の口が開く。 理央の舌を吸い上げ、軽く噛む。唾液を送り込み、互いに絡ませあうと、喉の奥から声が漏れた。 「んっ……んん……」 口の端から溢れた唾液を和人が吸い取り、耳元に唇を移す。 「僕ね、いつも君を思ってスルんだ。こんなことしたり…」 耳たぶを甘く噛むと、理央から「あん」と可愛らしい声。 「こんなことしたり…」 首筋にキスを繰り返し、鎖骨を彷徨う。触れるか触れないかの唇に感触に、身体が火照るのを感じて、理央は身動ぎした。 「こんなことするんだ」 白い胸にある赤い突起を唇で摘み、舌で突付き、丸く嘗め回す。 「や……だ…。変になる……。怖い…。和人、怖いよ」 和人の言葉と、かけられる吐息と、滑るように動く唇に、感覚が鋭敏になっていく。 触れられるところ全てが熱い。何かに飲み込まれそうで、自分でなくなりそうで、怖かった。 「変になって。違う君を見せて」 胸に舌を絡めながらも和人の手は動いていく。 滑らかな肌を和人の指先がなぞり、横腹をなでると「ひゃっ」と理央の身体がピクンと跳ねた。 ふっと和人が小さく笑うのが聞こえて。 「やっぱりオレ、変?」 泣きそうな表情で、穏やかな微笑みを浮かべる恋人の様子を探っている。男の自分が女の子のように、喘いだり、反応したのするのが恥ずかしいのだ。 「嬉しいんだよ、僕は。君を感じさせてるのが。敏感な君を見るのが楽しい」 「悪趣味」 「そうかもね」 指を辿るように、唇がわき腹を這う。手がパジャマズボンの上から理央のモノを包んだ。 「んあ……やだ…触らないで…」 触れられただけで爆発しそうなほど、張り詰めているのがわかる。 するっと脱がすと既に先から透明な液が溢れ出している。和人は躊躇なく、それを口に含むとゆっくりと上下した。 「あぁっ……や……離せ…よ…」 口の温かな粘膜が理央を包みこむという、今まで味わったことのない感触。 その直接的な強烈な刺激に加え、くちゅくちゅと嫌らしい耳を犯すような間接的な刺激に、理央は血流が全て中心に集まり始めているのを感じた。 我慢しようと、ぎゅっと目を瞑るが、それが返って想像力を働かせる結果になり。 逃れる術がない。 意思とは無関係に、どんどんと高いところに連れて行かれるようで。 「や、待って……っ!あ…あっ…あんっ」 自分のペースで昇らせて欲しくて、髪を振り乱し身をよじる。 「……待って…お…願い。も……でちゃう…から。でちゃ!…口…離して!」 理央の言葉にも和人は離れず、それどころか愛撫はより激しさを増し、最後は吸い上げた。 その瞬間。目の前が白くなり、パンッと弾ける。眩暈がするほど、強烈だった。 「うっ…あぁぁぁ!…あっ…ぁ…」 伸ばされた両足に力が込められ、ビクビクと腿が痙攣する。身体が浮き、白い喉がのけぞった。 「ヤダっ…やっ」 朦朧とした意識の中、うわ言のように小さく囁いている。 和人は口の中に放たれるものを全て飲み干すと、太ももの内側にくちづけをした。 絶頂を迎えたことで、より鋭敏になっているその身体。柔らかな唇にもピクリと反応を返す。 「理央、色っぽい」 肩で息をし、身体のいたるところに和人の所有の証を付けられ、潤んだ瞳の理央は今までにない艶を感じる。 実際、理央を攻めながら盗み見たその表情、姿、声、全てに煽られていた。 この嬌態を目の前にしながらも、暴走しない自分の理性に拍手を送りたい気分だ。 「もう僕、限界です」
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