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いつも一緒に〜ケセラセラ(年齢制限あり2 十八才未満の方、速やかにお引取りを!
どこから持ち出したのか、ベビーローションをたっぶりと手にとり、まだぼんやりとしている理央の後ろに指を伸ばした。
フチをなぞり進入を試みる。 その間も片方の手は、理央の身体を彷徨う。温かな掌。それは理央の持つ恐怖をやわらげようとしているようで。 「怖い?」 和人の問いかけに、首を振ると微笑んで答えた。怖くない、と。 「早く和人とひとつになりたい」 差し出された理央の両手に身体を沈め、キスを繰り返す。 「最善をつくします」 押し返されながらも人差し指を進入させた和人は、ゆっくりと内壁をなぞっていく。 このへんの筈なんだけど、と思いながら。男性にも感じるポイントがあるらしいという即席の知識。 「あっ!…あっ……あ…んっ……そこ変…じわじわする」 ある一点を撫でた時、理央から声があがった。再び言われたところを探ると、きゅっと締め付けられるのがわかる。 指を増やし、入り口を広げていく。これからの為に。 バラバラと中で動かしているとそのたびに、理央の身体がうねり、「あっ……あっ……」と思わずといった言葉が和人の耳に届けられる。 さすがにこんな理央の姿を見せられては。 理性崩壊の瞬間だった。よく頑張った、と自分を褒め称え、 「もう駄目。君の中にはいりたい」降参した。 片足を肩に担ぎ上げ、それでも傷つけないようにゆっくりと自分のモノを指の入っていた場所に当てていく。 が、指とは段違いな大きさに、少し入ったところで押し戻され。強引に進めようとした時、理央の悲鳴が聞こえた。 内臓を抉られる感覚。串刺しにされる痛みに涙が溢れる。 「無理無理無理、痛い痛い痛いーーっ!」 そういわれても、既にやめることなど頭に残っていない和人。 「キツイ。力抜いて。息、吐き出して。ゆっくりでいいから」 「出来な…い。腰が割れそう、和人ぉ」 すっかり萎えてしまっているモノをゆるゆると扱き、胸に唇を寄せる。突起を転がし、軽く歯を立てた。 時間をかけ、愛撫していく。 「出来る。力抜いて」 なだめるような口調に、理央はゆっくりと深呼吸を繰り返した。意識を痛さではなく、和人がくれる熱に集中させる。 再び力強さをとりもどした理央のモノを確認すると、そのまま和人は一気に身体を進めていった。 「んっっ。やあぁ」 ベッドを這い上がろうとする理央の腰を固定し逃がさない。 入り口付近の一箇所を乗り越えれたあとは、なんとか全ておさめることができた。 やっと和人と理央はひとつに。 「入ったよ」 目尻から流れる涙を掬い、ごめんね、と声をかける。痛かったよね、と。 「和人……繋がってる。心も身体も。大丈夫だから」 涙顔で微笑んで見せる理央が愛しい。この気持ちを表現する言葉が「愛してる」とか「好き」しかないのが悔しい。 それでも伝えたい。だから、今日何回目かわからない言葉を捧げる。 「理央、愛してる。の百万倍」 「なんだよ、ソレ。じゃあ、オレは二百万倍」 つられて返した言葉に和人の頬が緩む。 後々、『理央くんは僕のこと、すごーーく愛してるんだね』と蕩けそうな笑顔で言われるのは目に見えている。 まあ、それもいいっか、と慈しむような視線を投げた。 「熱い、理央の中」 理央の中は想像以上に熱かった。湿った内壁が和人を包み、きゅうっと締め付ける。 「キモチイイ。すごく気持ちいい」 理央の目の前には、和人の幸せそうな表情。 『貴方が幸せなら…』 「オレも幸せ」 うん、と笑いゆっくりと腰を動かしていく。さっき見つけた理央のポイントを掠めるように。 何度も繰り返すと痛みに強張っていた表情が、次第に違うものに変化しているようだった。 頬に赤みが増し、途切れることなく声が上がる。 「あっ……んっ……あ……あっ……あっ……」 「可愛い、理央。もっと感じて。君が感じると僕を締め付けるんだよ。わかる? それがすごくイイ…んだ」 頭を振るたびに理央の髪が枕を打ち、パサパサと音を立てた。 初めゆっくりとしていた腰の動きが激しさを増す。 和人の限界も近いのだ。 理央のモノを上下に扱き、「理央、イッて」低く耳元に囁きかけると、 「あぁぁっ……いっちゃう!」 その瞬間、白い飛沫が飛び散った。腰を引き寄せひときわ強く突き上げる。 「イクよ……うぅっ」 締め付けられ絞りとられる感覚に漏れる呻き声。腹筋がひくつく。収縮を繰り返す理央の中で自身が脈打ち、強烈な絶頂感が和人にもたらされた。 二度三度と深く突き、最後の一滴まで注ぎ込む。 達したとき、和人の身体も汗が噴出していた。体力には自信がある。だが、理央には筋肉が少ない分、消耗も激しいのだろう。 伏せた睫毛が濡れている。瞳を閉じたまま、大きく肩で呼吸をする理央を眺めていた。 受け入れてくれたことに最上の喜びを感じる。きっと計り知れない痛みがあったに違いない。 それでも、自分の為に笑顔を見せてくれた。それを思うと、和人は歓喜の叫びを上げそうだった。 さすがにこの時間、そんなことをするわけにもいかずにぐっと堪えるのも偉いと思う。 ふと、自分達の繋がっている部分に視線を落とす。 実際には避妊具をつけているので、理央の中には放たれないのだが。 (これってほんとにやったら妊娠しそうだよね。今度試してみようかな) 本人を前に、口にしなかっただけ和人も少し学習してるようだ。 『ありえるか、馬鹿』と冷めた視線を向けられるのがオチなのだから。
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